Soul Mate 本当の友情ってなんなんだろう

昨日昔からの友人の家へ遊びに行ってきた。


その友人とは、実質的には一年に一度電話で会話して、半年に一度くらいメールで近況を報告する程度のもので、直接会ったのは七年ぶりなのだが、僕にとってはかけがえのない大切な友人の一人である。

 

僕が高校生のとき彼と下宿先が一緒だったことが付き合いの始まりだ。


その下宿では4畳半程度の個室がそれぞれに与えられたのだけれど、食事はみんなでいっしょに食べ、トイレ・お風呂は共同だった。


高校生が10人以上も住んでいる下宿の環境というのは、今考えれば、毎日が修学旅行のようなものだったなと思う。

 

今は住んでいる場所も近くはないし、お互い仕事が忙しくめったに飲みに行ったり出来ないけれど、一番多感な高校三年間を家族のように過ごした仲間だから、 七年間会っていなくても壁のようなものは全く感じなかった。


当時の昔話から始まり、今のお互いの仕事のこと、付き合っている彼女のことなど、話は尽きる事はない。

 

人と人の関係って不思議だと思う。
毎日のようにメールしたり密に連絡を取っていた人でも数ヶ月間音信不通になれば、一瞬で他人になってしまうこともあれば、数年間会わなくても切れない縁というようなものも存在するから。

 

近すぎれば傷つけあい、遠すぎれば無関心になる。
ずっと親友でいるためには、お互いにちょうどよい距離感を維持できること、一定の価値観を共有し、自分とは異質な部分を受け入れること、そして、尊敬しあうこと。


こんなことが大切なんだろうと個人的には考えています。


今身近でお世話になっている人たち、そしてこれから出会う人たちとも同じように切れない深いつながりを築いていければ幸せだと思う。