システムエンジニアの転職

 

会社の同期がまた一人、会社を辞めることになりました。

 

各部署に配属されてからは、それぞれ別々の現場で作業をしているので、今となっては新人研修のときのように毎日顔を合わせることはないのですが、去っていく人を見るのは、寂しい気持ちになるものです。


SEになる!という志のもと集まったメンバー。
同期がやめていくたびに、プログラミングとアルゴリズムに l取り組んだ三ヶ月間の研修が鮮明に蘇ります


この3ヶ月の学習期間は人生の中で、最も濃く頭を一番回転させた毎日だった気がします。


研修の節目節目にみんなで集まって飲むビールを想像しながらカンマ一つないだけでも動作しないプログラムに必死でしがみついたことは、今の自分の財産になっている気がします。


プログラムのロジックを考えている夢を見て、
永久ループに陥って、汗びっしょりで目が覚めた朝もあります。

 

これまでに退職した同期では、同じ業界の別の会社に転職した人もいれば、まったく別の業種にチャレンジした人もいます。


留学した奴もいれば、お嫁さんになった女の子も。


僕が生き残ったのか取り残されたのかはわからないけれど、最初20人いた同期の中のラスト4人の一人になってしまいました。

 

同期がやめるたび、フレッシュな気持ちだった新人時代を思い出すのですが、これは初心を一瞬でも取り戻すという点で僕には確実にプラスに働くのだろうと思います。


今回去っていく同期にエールを送りつつも、
自身のキャリアの足跡をちょっとだけでも
振り返ることができたらと思います。