マスター、この店で1番強いお酒をください

昨日は会社の仲間ととあるバーへ飲みに行った。 仕事頑張ったあとの酒は格別だ。


昨日は普段よりお客さんが多く、カウンターだけではなく、 テープルもいっぱいだった。マスター一人でやっている お店なのでほんとうに忙しそうだった。

 

学生のときにパスタとコーヒーのお店でバイトをしていたので、 忙しいときの店員のつらさは身にしみてわかる。


どんな仕事でもそうだと思うのだが、 忙しいときにテンパったら終わりである。


その点、ここのマスターはどのお客さんにも不快な思いをさせないように、 うまくさばいていた。プロフェッショナルの仕事。

 

会社の仲間とは、仕事やら趣味やら恋愛やらいろいろなことを語り、 終電の時間になったので11時で解散した。


こういうストレス発散の場って大事だなーと実感する。

 

ちょっと飲み足りなかったので、みんなが終電で帰ったあと、 別のお店(スタンディングBARでした)で飲むことにしたのだが、 そこのカウンターに、かなりうなだれた感じの女性のお客さんがいて、


「マスター、この店で一番強いお酒をください...」


と言ってオーダーしていた。

 

この台詞って昔のバブリー色のドラマなんかではよく耳にしたことはあるのだけれど、 身近でほんとうに使う人がいるんだね。今日この人に何が起きたんだろうか。